明治乳業は2007年に本格的に中国市場に進出しました。2011年に同社製品『明治ステップ』から微量の放射性セシウムが検出されたため製品を回収しマイナス影響を受けました。今年、中国が行った粉ミルク製造業に対する独占禁止法にもとづく調査では、明治乳業も対象内となりましたが処罰はされませんでした。
中国からの撤退について、乳業の専門家である王丁棉氏は23日「ほかのメーカーと比べ明治乳業の中国における経営方法は保守的で柔軟性が不足しているが、中国市場では人気がある。続ければ市場シェアを失うまではいかない」と分析しています。(殷、吉野) 暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |