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 留学帰国者間の年収差10万元

2013-10-14 13:37:17     cri    

 中国のEIC・啓徳教育グループは13日、第26回啓徳北京国際教育展で『2013海外留学帰国者就業力調査報告』を発表しました。報告によりますと、ここ数年、海外留学からの帰国者間で収入の差が顕著になってきており、海外における就業年数によって年収に10万元の差がついていることが分かりました。

 EIC・啓徳教育グループが4年連続で発表しているこの報告は、6カ月にわたって北京・上海・広州・瀋陽・西安・武漢など23都市において、金融・教育・医療・不動産・スポーツ・小売・観光・電子ビジネス・科学研究など多くの分野で1万592通のアンケートを実施し、9173通の有効回答を得た中から抽出したものです。

 調査報告は、「留学帰国者間の収入差は明らかに大きくなっている。5年以下の海外就業経験者の帰国後の年収は平均16万5000元であるのに対して、海外での就業経験が5年以上の場合、年収は26万7100元となっている」としています。同じ海外留学経験者でも、多くの実戦経験があれば、帰国後の収入が多くなるということです。調査に参加した企業の人事責任者は、「海外における仕事の経験が収入差の表面的な原因だが、実際は、言語能力、業務能力の向上により職位と収入が増加している」としています。(殷 大野)暮らし・経済へ

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