李克強首相は11日から3日間の日程でタイを公式訪問していますが、タイ在住の華人・華僑は12日、李克強首相とその率いる代表団を歓迎するレセプションを開きました。

　レセプションを主催したタイ中華商工総会の劉錦庭会長はその挨拶で「中国は、いま世界第2の経済体となり、国際問題においても重要な役割を果たしている。中国が繁栄し、強大になったことは、海外にいる全ての華僑と華人を大いに励まし、奮い立たせた」と述べました。

　李克強首相はその挨拶で「中国の経済と社会の発展は、集団の知恵と力の結晶だ。タイ在住の華人・華僑は、元の伝統的な小売業、運輸業と不動産開発から、現在の金融、鉄鋼、観光と自動車製造など重要な業界を手がけるまでに至り、タイの経済と社会においてすでに不可欠な重要な構成部分となった」評価した上で、今後も引き続きタイの政治や経済、文化など社会の各分野で、より大きな進歩と成功を収めると同時に、これまでどおり中国の現代化建設に関心を寄せ、これに参与し、海峡両岸の平和統一事業を積極的支援するよう期待しました。（ZHL）