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 東アジアサミットに李克強首相が出席

2013-10-11 08:08:09     cri    

 ASEAN加盟10カ国と中日韓、米国、ロシア、インド、オーストラリア、ニュージーランドの8カ国が参加した東アジアサミットが10日、ブルネイの首都バンダルスリブガワンで開かれました。中国の李克強首相が出席し、各国首脳と、地域問題や世界の課題について意見を交換しました。

 李首相は演説の中で、「食糧やエネルギーの安全、自然災害、気候変動、公共衛生などの分野で、協力を一層重視べきだ。地域経済の一体性は開放、包容、透明の原則を堅持し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)のメンバーと共に努力し、2015年末までに交渉を終わらせ、近代的で包括的、質の高いウィンウィンの自由貿易協定に調印できるよう働きかける」と述べました。

 また、李首相は地域の実情と各国のニーズに応えた地域的な安全における枠組みの構築を提案しました。南海問題について、「南海の航行は自由であり、安全が確保できる。中国は今後も引き続き、各国と共に南海航行の自由と安全を守る。また、関係争議に関しては、当事者が話し合いと交渉を通じて解決し、"南海行動準則"をめぐる協議を積極的、穏健に推進していくことで合意した」と述べました。

 ASEAN首脳は「中国と友好的な交渉を通じて南海問題を適切に処理し、地域の平和と安全、繁栄を共に維持したい」との姿勢を示しました。(ZHL、山下)

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