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 中国外務省、靖国神社問題での発言を非難

2013-10-09 20:50:21     cri    

 中国外務省の華春瑩報道官は9日、定例記者会見で「日本側が靖国神社問題で、新たな問題を起こせば、必ず、更なる深刻な結果をもたらす」などと述べました。

 日本メディアの報道によりますと、飯島勲内閣官房参与が7日、安倍首相の靖国神社参拝について、「秋の例大祭には何としてでも安倍晋三という政治家として参拝してもらいたい」と発言したほか、「中国指導部から靖国に行くなとか、全く発言は出ていない」と述べ、中日首脳会談の開催についても「首相が秋の例大祭に行っても、遠くない年内に間違いなくそうなると信じて行動している」と述べたとされています。

 これについて、華春瑩報道官は「靖国神社には第2次世界大戦における日本のA級戦犯14人が奉られている。日本の指導者の靖国神社参拝の問題は、日本が日本軍国主義の侵略の歴史を正しく認識し、対応できるかどうか、また、中国などの被害国の国民感情を尊重するかどうか、さらに、中日関係の政治的基礎にかかわる重大で原則的な問題だ。中国は繰り返して表明しているが、日本の指導者がいつ、どんな形、どんな立場であっても靖国神社を参拝することに、中国は断固として反対する」と述べました。

 また、華春瑩報道官は「現在、中日関係が深刻な困難に直面している中、日本側が、靖国神社の問題で新たな問題を起こせば、必ず更に深刻な結果をもたらすに決まっている。この点を日本側は、しっかりと認識してほしい。日本が誤った情勢判断をせず、世論を間違った方向に導かず、再び間違いを重ねてほしくない」と指摘しました。(任春生、山下)国際・交流へ

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