ドイツ連邦議会選挙が22日終了しましたが、メルケル首相が率いる与党、キリスト教民主・社会同盟（ＣＤＵ・ＣＳＵ）が大勝しました。これに対して国際社会は相次いで祝意を表しています。

　中国の李克強首相は23日夜、メルケル首相と電話で会談し、「中国政府は終始、戦略的な観点からと長い目でドイツとの関係発展を重視し、ドイツと共に友好を深め、新たなチャンスと活気を生み出していきたい」と述べました。

　メルケル首相は、「ドイツは中国と共に両国関係を高いレベルに保ち、各分野での協力を強化していきたい」と述べました。

　欧州理事会のヘルマン・ファン・ロンパイ議長は22日声明を発表し、「メルケル首相が率いるドイツ政府は引き続きその責務と義務を履行し、平和、繁栄のヨーロッパを建設する中で貢献してくれることを信じている」と述べました。

　フランスのオランド大統領は22日、メルケル首相と電話会談し、祝意を表した上で、「フランスとドイツはこれからも引き続き協力を強化し、共に課題にチャレンジしていくべきだ」との願いを表明しました。（玉華、高橋）国際・交流へ