2007年にパレスチナのイスラム抵抗運動ハマスがガザ地区を実効支配してから、イスラエルはこの地区に対する封鎖を実施していますが、現地時間の22日、イスラエル国防省は、家庭用建築材のガザ地区への輸入を許可しました。
イスラエル国防省筋は、これはパレスチナのアッバス大統領の要求に応じたものだとしています。こうして22日からは、毎週石材やセメントなど建築材を積んだトラック350台がイスラエル経由でガザ地区に入ることが出来るようになりました。
パレスチナの関係者は「一日平均70台の建築材が現地に運ばれるが、実際の需要に応えるにはまだ大きな差がある」としています。これを受けてイスラエル側は、ガザ地区の武装勢力が関連の建築材を利用して兵器を製造し、地元での武装力を強化させる恐れがあると指摘しました。
また、エジプトのモルシ前大統領が拘束された後、エジプト側はガザ地区への密輸取締りを強化しています。(万)国際・交流へ
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