会員登録

 習近平主席、G20サミットで貿易関連の演説

2013-09-07 11:39:25     cri    
 ロシアのサンクトペテルブルクで開催された第8回G20サミットで6日、中国の習近平国家主席は貿易などの議題について演説を行いました。

 習近平主席は、「当面、保護貿易主義が台頭し、世界貿易機関(WTO)のドーハラウンド交渉が行き詰まっており、多国間貿易システムは多くの課題に直面している。これは世界経済の回復に不利であり、各国の利益にも合致しない。世界の貿易量の80%を占めているG20は危機意識や責任感を持ち、世界貿易の新たな発展を推進すべきだ」と強調しました。

 その上で、「第一、保護貿易主義に反対し、開放型の世界経済を確保し、発展させること、第二、多国間貿易システムを強化し、ドーハラウンド交渉を推進すること、第三、世界のバリュー・チェーン(価値連鎖)を健全化し、グローバルで一体化した大市場を構築することが重要だ」と主張しました。また、「中国は、国交を結んでいる後発開発途上国に対し、95%の品目のゼロ関税を実施しており、2015年までにはその割合を97%に引き上げていく」と述べました。

 さらに、習主席は「我々は輸出を安定させ、輸入を拡大するという方針を堅持し、貿易のバランスの取れた発展を推し進め、世界のバリュー・チェーンによりよく融合していく。G20と共に努力して自由貿易を強化し、開放型の世界経済を発展させていきたい」と述べました。(鵬)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS