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7月12日に「国際青少年デー」を迎えました。今年のテーマは「青少年の移住・発展の推進」です。国連のパン・ギムン事務総長はこの日、挨拶に立ち青少年の移住問題に関心を寄せ、持続可能な発展を推進していくよう国際社会に呼びかけました。
パン事務総長は挨拶の中で、「毎年約2億1400万人の移民が生まれているが、その中の10%以上は青少年だ。しかし彼らの生活状況はあまり知られていない。多くの若い移住者は途中、または最終的な居住地で懸命にもがいている。民族主義や排外主義、差別視、人権侵害など、特に女性はセクハラや性的虐待の危険にも直面している」と指摘しました。
またパン事務総長は、「青少年移民は原籍国や経由国、目的地の国の経済、社会、文化に積極的に貢献している。大多数の青少年移民は生計を立て生活条件の改善のために努力している。家族への送金は世界経済を促進する重要な要素となっている。そして彼らは帰国後、国外で習得した技能や概念により発展を促進してきた。また、多くの女性は移民を通じて経済的、社会的な独立を果たした」と述べました。(玉華、吉野)国際・交流へ
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