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 今年の銀行業の利益伸び率、8%までの低下が可能

2013-08-02 14:44:04     cri    

 中国銀行業協会はこのほど、「中国銀行業発展報告(2012-2013)」を発表し、「金利市場化と一連の厳しい監督管理措置が施された影響を受け、今年、銀行業の純利益の伸び率は8%ぐらいまで低下する可能性があり、かつ銀行業の金利収入と営業収入の伸び率も10%前後まで下がるだろう」としています。

 実体経済の運行、マクロ政策の調整、金融仲介機関離れなどの総合的な影響を受け、商業銀行は依然として、様々な課題を抱えています。交通銀行のチーフエコノミスト連平氏は、「今年1年間の収益の伸び率は引き続き下がる一方で、利子がつく資産の増加状態は平穏を保ち、純金利マージンがこれからも低下する可能性がある。ただし、仲介業務による収入は余り増えることはなく、不良債権は依然として増えていくだろう」と分析しています。

 この「報告」は、「短期的観測から見て、今回の貸出金利規制の取消しは銀行業の経営と収益にいずれも一定の影響をもたらしているが、それには限度がある」としています。(玉華)暮らし・経済へ

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