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中日韓3カ国によるFTA・自由貿易協定の締結に向けた第2回交渉が30日から8月2日にかけて上海で行われます。
中国商務省の愈建華国際貿易交渉副代表によりますと、今回は、交渉の方式や、貨物、サービス、競争などの分野の関連議題を検討するほか、知的財産権、電子商取引などをめぐり専門家会議を行うということです。
愈副代表は、「中日韓3カ国間の経済貿易関係は日増しに密接になり、互いに重要な経済貿易協力パートナーであり、ターゲット市場である。3カ国全体の経済規模は、EUと北米に次ぐものだ。もしFTAを締結すれば、15億人を超える巨大な市場が出来上がり、世界で人口がもっとも多い発展途上国と先進国が連携したFTAとなる」と述べました。
中日韓3カ国はアジア経済の柱であると同時に、世界でも重要な経済体です。2012年3カ国のGDP・国内総生産は合計で15兆ドルで、世界全体の約20%、東アジアの90%、アジアの70%を占めています。
中日韓3カ国によるFTA・自由貿易協定の締結に向けた第3回交渉は今年末、日本で開催される予定です。(ooeiei、大野) 暮らし・経済へ
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