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東アジア経済貿易枠組みの重要な一部として、中日韓FTAは2012年11月から始まり、今年3月にソウルで第1回交渉が行われました。第1回交渉で中日韓はFTAの枠組み構築のほか、交渉の領域や方式などについて話し合いました。
FTAが締結されれば、15億人の人口と15兆ドルのGDPを持つ共同市場が形成され、世界3位の経済協力体となります。これにより中国、日本、韓国の3ヶ国のGDPはそれぞれ1.1%~2.9%、0.1%~0.5%、2.5%~3.1%成長できます。
将来性に期待が高まる一方で、専門家からは「敏感な産業や政治環境などの多くの阻害要素があるため、FTAの締結は長く困難な道となるだろう。現在、中日、日韓の外交関係が緊張状態にある中、今回の交渉は互いの反応を見るにとどまり、実質的な議題に触れることは難しいだろう」との意見も出ています。(牟、吉野)暮らし・経済へ
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