中国の張高麗副首相は19日、貴州省貴陽市で開かれているエコ文明貴陽国際フォーラムの2013年年次総会に出席中のスイスのマウラー大統領兼国防相と会談しました。
会談で張副首相は、「中国政府はエコ文明の建設を大変重視している。エコ文明の建設を経済、政治、文化、社会など各方面の建設と融合させ、美しい中国を築き、中華民族の持続的な発展を実現させたい。中国は今回のフォーラムを通じて、エコ文明の理念を普及すると共に、エコ文明建設を実践し、国際的な交流と協力で共に気候変動に立ち向かい、全世界の持続可能な発展を推し進めたい」と述べました。
張副首相はまた、「中国とスイスの国交は歴史が長く、関係が良好で協力も多く、成果も豊富だ。中国とスイスが達成した自由貿易協定には重要な意義があり、両国関係の発展に大きな利益となる。両国の関連部門は双方の需要と優位性を結びつけ、全面的に実務協力を展開すべきだ。環境保護や国土と都市の建設などの分野で双方の更なる協力を期待している」と話しました。
張副首相はこの他、やはりフォーラムに出席している、ドミニカのスカーリット首相、トンガのトゥイバカノ首相、タイのニワットタムロン副首相兼商務相とそれぞれ会談しました。(劉叡、大野)
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