韓国と朝鮮は10日、15日からケソン（開城）工業団地について新ラウンドの実務会談を行うことで合意しました。

　韓国と朝鮮は10日、ケソン工業団地で、団地の操業再開及び閉鎖事件の再発防止について会談しました。韓国側は、「一方的な通行制限や通信の切断、労働者の撤収などの再発は決して許さない」と述べた上で、朝鮮に対して、確実で具体的な保障措置を講じるよう求めました。一方、朝鮮側は団地閉鎖の原因は韓国側にあるとし、「団地内の設備の点検・修理が終了したら直ちに生産を再開する」と主張しました。

　なお、団地の国際化や将来の方向性などで食い違ったことから、今回の会談ではいかなる協議にも達しませんでした。（玉華、NM）国際・交流へ