中国江蘇省の南京と浙江省の杭州を結ぶ寧杭線、杭州とやはり浙江省の寧波を結ぶ杭甬線が7月1日、正式に開通します。これにより長江デルタ地域の高速鉄道網がほぼ完成し、中国鉄道総公司は設立後初めてのダイヤ改正を行います。
また、2路線の開通後、上海から寧波までの乗車時間は1時間40分となり、1時間10分の短縮となります。上海から杭州までは45分、杭州から南京は1時間10分、杭州から寧波までは53分になるということです。
このほか、上海・長沙間を6時間46分で走る列車番号G系列の列車がまもなく運行を開始します。
2本の高速鉄道線の乗り換え駅となる杭州東駅も同時に営業を開始します。杭州東駅は地上2階、地下3階、総面積34万平方メートルで、上海の虹橋駅と南京南駅を超えて長江デルタ地域で最大の鉄道ハブ駅となります。
なお、杭州では地下鉄1号線の火車東駅も開通し、列車から地下鉄、公共バス、タクシーなどに自由に乗り換えできるようになります。(万、大野)暮らし・経済へ
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