パキスタン・ナンガパルバットのベースキャンプで発生した襲撃事件により、2人の中国人を含む旅客が射殺されたことについて、中国外務省の華春瑩報道官は24日北京で、このテロ襲撃事件を強く非難すると共に、中国外務省と在パキスタン中国大使館が引き続き死を逃れた人々の帰国及び犠牲者家族が善後処置のためパキスタンに向かうことを全力を挙げて支援すると表明しました。

　華春瑩報道官は「中国はこのテロ襲撃事件が起こったことに驚愕しており、これを強く非難すると共に、死から逃れた人々の安全を確保し、犠牲者の善後処理をおこない、犯人を一日も早く逮捕し、効果的な措置を講じてパキスタンに滞在する中国人の安全と合法的な権益を守るようパキスタン側に求めた。現在、死から逃れた負傷者などは在パキスタン中国大使館に滞在しており、犠牲者の遺体はイスラマバードに運ばれた」と述べました。（ZHL）