国連のエドゥアルド・デル・ビュイ副報道官は19日、ニューヨークにある国連本部で、「引き続きアフガン人主導の政治プロセスの推進に力を入れていく」と述べた上で、国連アフガニスタン支援団(UNAMA)が持つ権限を全面的に履行して、即時に同国の国内情勢の和解実現に向けた努力を支持する準備があることを示しました。
アフガニスタンの武装勢力タリバンの報道担当者は18日に、カタールの首都・ドーハに和平交渉の事務所を設置したことを認めました。アメリカ政府代表は20日、ドーハでタリバン代表と面会することを明らかにしました。アメリカの行為に反発し、アフガニスタン国家安全保障会議はアフガン政府が、これまで行われてきた二国間安全保障に関するアメリカとの交渉を一時停止する決定をしたことを明らかにしました。
アフガニスタンのカルザイ大統領は19日、アメリカが協議から出ていかなければ、タリバンとの和平交渉は求めないとの立場を表明しました。(万、吉野)国際・交流へ
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