パリ航空ショーが17日、パリ郊外にあるル・ブルジェ空港で開幕しました。中国宇宙科学技術グループ所属の中国長城工業グループ有限公司（略称：長城工業）が出展した中国最新の宇宙科学技術が注目されています。

　長城工業によりますと、同社がパリ航空ショーに出展するのは今回が14回目で、今回は現役の長征ロケットのほか、長征5号などの次世代運搬ロケットや宇宙探査ロケットの模型、および通信衛星・東方紅4号、5号、遠隔探査衛星CAST2000などを含めた衛星資料も展示しているということです。

　長城工業の責任者は「中国のロケット打ち上げ技術は国際市場での競争力が高く、次世代ロケット技術はさらに大きな進歩を遂げている」と強調しました。（朱丹陽　）　国際・交流へ