中国農業省が4日発表したデータによりますと、いま、中国では家族農場が一定の規模に発展しており、2012年末までに、チベットを除いた全国30の省・自治区・直轄市の家族農場は87万カ所に達したということです。
家族農場は家族を主な労働力とする農業の規模化、集約化、商品化の生産経営モデルで、農業を主な収入源とする新型農業経営主体でもあります。農業省報道弁公室の責任者によりますと、今年3月、農業省は初めて中国の家族農場の発展状況に対する統計と調査を行いました。その結果、中国の家族農場は高い専業化と規模化のレベルに達し、耕地の総経営面積は1.76億ムー(1173万ヘクタール)で、個人請負耕地面積の13.4%を占めているということです。また、各家族農場の平均労働力は6.01人で、そのうち家族は4.33人、長期雇用者は1.68人だということです。
調査では、中国の家族農場は栽培業を主とし、平均経営規模は200.2ムー(13.3ヘクタール)に達し、全国請負農家の平均経営面積の27倍となりました。また、2012年、中国の家族農場の経営総収入は1620億元に達し、各家族農場の平均年収は18万4700元に上ったということです。(06/05 Lin、大野)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |