シリア通信社が20日報道したところによりますと、シリア政府軍はシリア中部にある戦略上の要衝・カサールで、イスラエルのナンバープレートをつけた軍用車を発見したということです。同通信社は、「これは、イスラエルがすでにシリア国内の危機に介入したことを示している」としています。

　同通信社のウェブサイトには、押収されたイスラエル軍用車の写真がアップされており、この軍用車から盗聴装置や監視用の機器が発見されたと報道しています。

　また、消息筋の話を引用して、「シリア国内でイスラエルの軍事設備を発見したということは、シリア政府軍と交戦している反体制派武装勢力はイスラエルやカタール、トルコなどの国の代弁者に過ぎないということを証明している」としています。（玉華、中原）　国際・交流へ