アンサリ議長との会談で李首相は「中国とインドは重要な隣国であり、いずれも最大の途上国として、両国民には相互理解を深め、友情を深めたいという願望がある。両国の距離が縮まり、実りある協力が進められていることは両国だけでなく、アジアや世界にとっても利益になる。議会交流は重要な架け橋として国民交流を拡大させる重要なルートでもある」と語りました。

　アンサリ議長は「両国の首相会談で十分な意見交換が行われ、共同声明は各分野における協力の方向を明確にした。インドは中国とともに努力して今回の合意事項を履行し、議会交流を拡大し、両国関係と各分野の協力を時代とともに前進させ、両国と両国民の美しい未来を創っていく」と述べました。

　また、スワラジ党首との会談で李首相は「インド各党派との交流と協力を深め、両国関係を推進する上で共通認識と力を結集してもらいたい」と述べ、人民党をはじめ下院各政党が中国との関係推進に寄与してきたことを高く評価しました。

　これに対し、スワラジ党首は「与・野党ともに国民と同様、中国との関係拡大を希望しており、中国との平和、安定、友好を維持していきたいと考えている」と述べました。（ジョウ、NM）