中国の魏葦インド駐在大使はインドの主流英字紙「ザ・ヒンズー」に、「相違の適切な処置と友好協力」と題する評論を発表しました。この新聞のホームページにも掲載されています。
魏大使は評論で、「中国とインドには国境問題を適切に解決できる5つの基礎がある。それは、共通認識、希望、経験、道筋、確信という5つだ」と述べています。
さらに魏大使は、「両国の国境問題は歴史的な問題であり、これまで双方はその解決のために大変な努力をしてきた。双方が受け入れられる解決方法をさがすには忍耐が必要だ。インドとの善隣友好協力を強めることが中国の政策であって、変わることはない。双方が収めた共通認識の上で、既存の仕組みを維持利用し、枠組み交渉のプロセスを推し進めることにより、できるだけ早く公平で合理的な解決方法を達成したい」と指摘しました。
魏大使は最後に、「両国の間にいかなる相違と問題があっても、両国関係の大局に立って友好的な交渉と共同の努力をすれば、問題は適切に解決できるだろう」と強調しました。(Yin、大野)
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