国家工商行政管理総局の付双建副局長が25日に話したところによりますと、2012年、中国の年間商標登録申請件数は164万8千件で、これまでの商標申請件数は延べ1136万に上り、引き続き世界をリードしているということです。

　付副局長によりますと、いま、中国では、商標の申請件数と登録件数はいずれも世界1位を占めていますが、世界の商標強国と比べ、ある程度の差があります。特に、商標運用能力の差や、知的財産権の侵害事件の頻発など、商標の保護にはいっそう力を入れる必要があるということです。

　ここ数年、中国では知的財産権の保護はますます進展を遂げていますが、、国際社会から知的財産権への保護は不十分という指摘の声も高まっています。これについて、国家知的財産権局の田力普局長は、｢中国での特許申請件数は国際平均レベルを上回り、多くの海外企業は実際の行動で中国の知的財産権保護を信頼している。知的財産権の保護に終点はない。各国が対抗や批判するより、知的財産権の保護に有利な環境作りに取組むよう願っている｣と語りました。（Ｌｉｎ、志摩） 暮らし・経済へ