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 中国、新疆の北庭古城遺跡保全条例が施行

2013-04-03 14:19:04     cri    

 「新疆ムサル北庭古城遺跡保全条例」がこのほど施行されました。この条例は中国新疆ウィグル自治区の第12回人民代表大会常務委員会第1回会議で可決されたものです。

 条例は、北庭古城遺跡の文化遺産としての価値を守るために「保護を中心とし、応急措置を最優先として、合理的な利用と管理強化を主とする」と定めています。今後は許可がなければ、考古学調査や実地調査が一律禁止され、映画やテレビの撮影などの撮影行為は法に基づいて許可文書を得る必要があり、かつ管理者の監視の下で行うこととなります。このほか、遺跡保護区内の観光客の受け入れ規模を厳しく制限するということです。

 北庭古城は新疆ジムサル県の市街から北に12キロの北庭鎮にあり、唐の時代の北庭大都護府の遺跡です。文献史料によりますと、唐の時代、北庭大都護府の管轄範囲は天山以北からバルカシュ湖の東部と南部の広い地域を含み、西はカスピ海に達していたということです。(hj) 暮らし・経済へ

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