韓国政府は2日、朝鮮が寧辺黒鉛減速原子炉の再稼働を発表したことに遺憾の意を表明しました。

　韓国外務省の趙泰永報道官（チョ・テヨン）は当日の記者会見で、「もし、朝鮮の原子炉再稼働の内容は事実であれば、韓国はこれに非常な遺憾を感じる。朝鮮は以前結んだ非核化に関する協定とその示した約束を守るべきだ」と述べました。

　また、別の報道によりますと、韓国大統領府の高官は、「黒鉛減速原子炉を再稼働するには8000本の使用済み燃料棒が必要であり、不足な部分の生産や原子炉内部の整備がなくてはならず、これは短期間にできるものではない。韓国は現在、朝鮮の再稼動表明の真意と実質的、かつ具体的な行動に出るかどうかを鋭意注視している」と述べたということです。（玉華）国際・交流へ