中国外務省の洪磊報道官は28日、北京での記者会見で、「シリア政府と反体制派がジュネーブの『連絡調整グループ』外相会議声明を踏まえ、いち早く政治的な対話を行うことは当面の急務だ」と強調しました。

　このほど、カタールの首都ドーハで行われたアラブ諸国連盟サミットがシリアの反体制派に代表資格を与えたことはロシアの非難を招いたという質問に対して、洪磊報道官は「中国は終始一貫として、政治対話によるシリア問題を解決する唯一の道だという立場を堅持している。関係各国はより積極的かつ建設的な役割を果たしていくべきだ」と述べました。（万、KOKUSEI）国際・交流へ