カザフスタンを訪問中のNATO・北大西洋条約機構のジェームズ・アパスライ特別代表（コーカサスと中央アジア担当）は26日に、カザフスタンの首都・アスタナで同国のジャクスィベコフ国防相と会談した際、「中央アジアにおいてカザフスタンはNATOの『最も積極的なパートナー』である。双方の国防協力の一層の強化に期待している」と述べました。

　アパスライ特別代表は会談の中で、「NATOはカザフスタンの戦備レベルを高く評価しており、引き続き同国を支持していく」と述べました。

　ジャクスィベコフ国防相は今後の協力方針について、「平和維持部隊の訓練や合同演習、関連計画の策定と実施、各分野での交流を今後も最優先にすべきだ」と表明しました。（万、吉野）国際・交流へ