国連のパン・ギムン事務総長とイェレミッチ国連総会議長は13日にニューヨークの国連本部で行われた会議で、死去したベネズエラのチャベス元大統領を追悼し「チャベス元大統領は、社会的弱者たちの生活改善とラテンアメリカ諸国の一体化プロセスの強化に貢献した」と評価しました。

　会議では出席者らが1分間の黙とうを行い、チャベス元大統領に追悼の祈りを捧げました。

　パン事務総長はまた「国の首脳として、チャベス氏は自らの国と周辺地域及び世界に変化をもたらした。ラテンアメリカとカリブ海地域の住民を団結させるために果たした大きな役割は、人々の心に刻まれるだろう」と述べた上で、「チャベス氏は社会で最も弱い人々の生活改善に努め、ミレニアム開発目標の実現にプラスとなる影響を与えた。このほか2010年のハイチ地震の被災地に重要な支援を提供した」と述べました。（万、吉野）

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