3月8日午後3時、第12期全国人民代表大会第1回会議の第2回全体会議が人民大会堂で開催されました。呉邦国委員長は全国人民代表大会の活動報告を行なった際、「新しい起点の上で、引き続き立法活動を強化し、法律の改正と、関連法規の制定と改正により多くの力を注ぐ」と述べました。

　呉委員長は、「過去5年、中国の社会主義民主法制建設と人民代表大会制度建設は大きな進展を収めた。2010年末までに、社会関係の各方面を含む法律部門はすべて整った。各法律部門で基本的に主要な法律がすでに制定され、相応の行政法規と地域的法規は比較的完備された。法律、行政法規、地域的法規という3つのレベルの法律からなる中国の特色ある法律システムが予定通り築き上げられた」と述べました。

　呉委員長は、「全国人民代表大会の活動は、正確に政治の方向を把握し、党と国の活動の大局をめぐって展開しなければならない。人民の根本的利益を活動の出発点と立脚点にし、人民代表大会が国家事務の管理に参与するという役割を発揮させ、民主集中制を堅持し、法に基づき手続きによって活動を行い、国情と実情から出発して人民代表大会活動の革新を推進すべきだ」と強調しました。

　今後の活動について、呉委員長は、「全人代常務委員会は関係部門と共に2013年の活動重点と立法、監督活動の計画を制定した」と述べました。（玉華、丹羽）暮らし・経済へ