第12期全国人民代表大会第1回会議が5日、北京の人民大会堂で始まりました。両岸関係に及んだ国務院の温家宝首相による政府活動報告が、台湾メディアに注目され、積極的な評価を得ました。
台湾の「聯合報」は、大陸が引き続き、両岸関係の平和的発展の基礎を固めていくと指摘し、「温家宝首相は政府活動報告の中で、八十数文字で台湾に対する政策を締め括り、これまでに最も少ない文字数である。これは、両岸関係発展が良好な勢いを保つことと、両岸関係の発展に関する大陸部門の業績を認めていることを示している」としています。
「旺報」は「最終の報告:引き続き両岸関係の平和的発展を推し進めていく」をテーマとした社説を掲載し、これまで5年間、両岸関係発展が遂げた積極的な発展と台湾に対する大陸の方針の連続性を認めました。
「工商タイムズ」は『大陸の「両会議」が新しい両岸関係発展をもたらす』をテーマとした社説を掲載し、両岸関係の発展と新旧政策の順調な移行を期待する意向を表明しました。(万、山下)
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