間もなく大統領の座を離れる韓国のイミョンバク大統領は19日午前、大統領府で退任の演説を行いました。
イミョンバク大統領はその中で、「現内閣の在任中の功罪は歴史の評価に任せるが、一点だけ明確になったのは、韓国はもはや周辺にある小さな国ではなく、すでに世界主要国の仲間入りを果たし、今後も引き続き前に向かって成長していく」と話しました。
イミョンバク大統領はまた、これまでの五年間は「人生の中でもっとも大変だったが、もっとも有意義で光栄な期間だった」と振り返りました。さらに、今後の韓朝関係について、「韓国の未来は朝鮮半島の統一にかかっている。韓国政府が韓米間の密な連携及び中国を始めとした関係国との協力を土台に、対朝鮮政策の原則を守っていれば、韓朝関係に新たな転機が現れるに違いないと信じている」と語りました。
イミョンバク大統領はさらにパク・クネ次期大統領と政府に「『より大きな韓国』と『幸せな国民』に向けての路を切り開いてくれるに違いない」と祝福の言葉を送りました。(Yan、志摩) |国際・交流へ
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