エジプトの反体制派「国民救済戦線」とサラフィー主義政党「光の党」は30日記者会見を開き、この2党がすでに一致に達し、現政府に、対話を行って新しい連立政権を樹立するとともに、議会選挙を実施するよう呼びかけたと述べました。
「国民救済戦線」ワフド党の指導者バダウィ氏は席上、「我々は暴力停止に一致して同意しているが、平和的なデモの権利は留保する。国民救済戦線は同戦線の原則に合致するいかなる対話も歓迎する。対話は現在の緊張した情勢を解きほぐす唯一の道だ」と述べました。一方、「光の党」の指導者は、「現在、単一の政党の力だけで全ての責務を負うことはできない。エジプトの全ての勢力は新政権樹立の行動に参加すべきだ」と述べました。
また、「国民救済戦線」の指導者エルバラダイ氏は30日、連日来の暴力衝突を終息させ、日増しに悪化する政治危機を解決するため、モルシ大統領との緊急会談と、与野党の対話実施を呼びかけ、「直ちに大統領や国防相、内相、与党の自由公正党、サラフィ主義政党および国民救済戦線が参加する会談を行うべきだ」と述べました。(玉華、大野)国際・交流へ
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