CELAC・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体が発足してから、初めての首脳会議が27日にチリの首都・サンティアゴで開催されました。２日間の日程で開催された会議には33の加盟国の指導者や政府代表らが出席しました。

　チリのピニェラ大統領は開会の挨拶で、病気のため欠席したベネズエラのチャベス大統領について触れ、「共同体成立の推進に貢献した」と称えました。また今後の共同体については、地域の団結や課題に共に対応することや、貧困からの脱出、先進国の仲間入りなどの目標を改めて強調しました。

　CELAC は2011年12月2日にベネズエラのカラカスで発足したもので、今会合からキューバが輪番議長国となっています。（閣、吉野）国際・交流へ