中国共産党中央政治局の兪正声常務委員は、北京にある宗教団体の全国組織を訪問し、全国宗教関係者新春の祝福を届けると共に、「宗教活動に関する党の基本方針を引き続き貫徹し、宗教関係者と信徒が経済・社会の発展に積極的な役割を果たすべきだ」と強調しました。
兪正声常務委員は21日から23日にかけて、中国仏教協会、中国道教協会、中国イスラム教協会、中国天主教愛国会、司教団など北京にある全国的な宗教団体と中国チベット語系高級仏学院を訪問しました。各宗教団体、学院の責任者と会談し、職員を慰労し、活動状況と直面する困難を聴取し、各宗教団体、学院の施設を視察しました。
兪常務委員は、「ここ数年、各宗教団体は信徒を団結・引率して宗教活動を行い、分裂活動に反対し、国家統一の推進、社会安定と民族団結の維持、自身の優位性を発揮した社会奉仕、対外交流活動の展開、中国宗教界の良好な国際的イメージの樹立など多くの活動をしてきた。そうすることで、宗教界と多くの信徒が中国の特色ある社会主義建設を推進する力だと、事実で証明した」と語りました。
兪常務委員はまた、「宗教団体自身の思想建設、組織建設、人材建設を更に強化し、政治的な信頼を勝ち取ること。宗教的に造詣の深い、人を敬服させ、肝心な時に役立つ宗教・教職員チームを作ることに努めることだ。各宗教団体は人材育成と宗教学校の建設に多くの時間をかけ、計画を強化し、実効性を重視すべきだ。各レベルの共産党委員会と政府は宗教団体の建設に関心を持ち、宗教団体と宗教関係者の現実問題が解決できるよう援助すべきだ」と指摘しました。(白昊、大野)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |