このほど北京で開かれた中国科学技術活動会議によりますと、2012年中国の研究と試験・開発の支出は1兆元突破が見込まれており、対GDP比は2％に達しています。そのうち、企業の研究と試験開発の支出が全体の74％以上を占めているということです。

　中国の万鋼科学技術相は、「2012年、中国の研究開発者は320万人に達しており、特許件数は21万件以上、技術契約の金額は6000億元を超え、ハイテク産業の生産高は10兆元を超えるだろう」と紹介しました。

　万鋼科学技術相はまた、「過去5年間、中国の科学技術事業は急速に発展してきた。イノベーション能力が大幅に高まり、科学技術研究の実用化率は2008年の48.8％が、2011年には51.7％に上昇し、基礎研究の資金投入は毎年23％増えている」と述べました。（Yin、大野）暮らし・経済へ