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 中国の毛皮加工総量、世界の75%以上を占める

2013-01-18 14:45:32     cri    

 中国食品土畜輸出入商会がこのほど、まとめた報告では、ここ数年、国際的毛皮タンニンなめし、染色加工がスピーディーに中国へ移行し、現在、中国の毛皮加工総量が世界の75%以上を占め、実質上、毛皮加工センターとなったということです。毛皮製品はロシアや日本、アメリカなどの毛皮衣類の消費大国に売られます。

 報告では、中国がすでに国際的な毛皮貿易と高付加価値加工の大国となったと指摘しました。一方で、中国の毛皮加工業は自主ブランドがあまりなく、80%以上のオーダーが海外企業のOEM(相手先ブランド製造)で、「製品は多いが、ブランドが少ない、有名ブランドは更に少ない」という、ちぐはぐな状況となっています。中国は国際の毛皮産業の分業体制では、中低の地位を占めています。

 報告は、政府が引導と支援の役割を果たし、輸出入貿易の関税優遇政策及び輸出税金返還政策を制定すべきだと提案しています。国家級の毛皮製品の輸出模範基地や企業を重点的に支援し、自主知的財産権を持つ製品の開発を奨励し、製品の品質と付加価値を向上させ、競争に優位な製品の輸出税金、金融と保険優遇政策を構築・完備するとしています。(陳博、山下) 暮らし・経済へ

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