「中国文化産業年度発展報告(2013)」が5日発表され、2012年の中国国内文化産業の生産総額は4兆元を突破し、前の年に比べ更に増加したことが明らかになりました。
報告によりますと、「2012年の文化産業が中国の国内総生産(GDP)に占める割合も増え、社会経済の発展を促す作用が強くなっている。文化と科学技術の融合は、文化産業全体のグレードアップとスタイルの転換にとって重要な突破口になる。このような状況の中、ハイテクを基礎にしたデジタルコンテンツを主体に、自主的な知的財産権を核心とした新興文化産業が形成されつつある」と指摘しています。
文化産業全体の市場規模からみると、伝統的な旅行と教育の割合がそれぞれ46%と17%と依然として高く、市場全体の60%を超えています。また、新興的なゲームや携帯電話、インターネットなどの産業の割合が低く、合わせて9%となっています。これについて専門家は、コンテンツの不足と価値を見失うことが、国内文化産業の発展が現在直面している最大のネックであるとしています。(劉叡、山下)
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