2013年、新しい一年を迎えました。中国国際放送局の王庚年局長が中国国際放送局を代表いたしましてリスナーの皆様方に新年のご挨拶と祝福を申し上げます。

　王局長は新年の挨拶の中で、「中国国際放送局は、中国と世界各国国民の理解と友情を深めるため、今後も変わらず努力していく。新しい一年、リスナーの方々が良い生活を送るようお祈り申し上げる」と述べました。

　尊敬するリスナーの皆様、インターネットユーザの皆様、新年、おめでとうございます。2013年の初日、私は謹んで中国国際放送局を代表し、皆様に新年のご挨拶を申し上げます。皆様そしてご家族の方々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

　このほど、中国国際放送局は、61の言語で中国共産党の第18回全国代表大会の様子を報道しました。この大会は、中国の現代化建設のプロセスにおいて、中国国民の政治生活においても重要な出来事でした。中国の今後の発展方向を示し、私たちに中国の明るい未来を信じる自信を与えてくれました。今日の世界では、自信を持つことが大切です。金融危機、債務危機の中で、自らを信じてこそ経済を回復させることができます。地震やハリケーンに襲われても、自らを信じれば廃墟の中でも復興させることができ、冷戦の思想、覇権の思想による地域の情勢がエスカレートしている中でも人類と社会の平和を守ることができます。私たちが自信を持ち続け2012年は世界の終日ではなく、未来を切り開く起点となりました。

　このように自らを信じることを伝え、協力を促し、友情を深めることが中国国際放送局の2012年の活動の趣旨でした。昨年はこの趣旨をめぐって、さらに努力を重ね、国際放送の能力向上に力を入れました。私たちは放送の理念を変え、放送事業の体制などを改革しました。そしてメディア意識を高め、放送サービスのレベルを高めました。また海外にも拠点を設け、リスナーの皆様の母国で放送を開始しました。番組の内容、形式、スタイルを決める際はリスナー皆様のニーズを十分に考慮しています。

　そして、中国国際放送局は、現代的で多様なメディアへと変容し、リスナーの皆様により便利で高品質な情報を伝えます。もちろん番組の細かな改善、ニーズの調査と研究、リスナーの方々からのご質問への回答にも日々努力をしています。

　リスナーの皆様、コミュニケーションを通じて、相互理解を深めましょう。今日、グローバル化によって地球は一つの村となりました。世界は小さくなりましたが、世界は同じではありません。国と国の間、そして地域間の発展レベルの格差は依然として大きいのです。歴史は固まらず、独占というモデルは最終的に地域差による多元化の世界へと取って代わります。違いは、衝突の理由ではありませんが、偏見は対立を生む可能性があります。このため、われわれは国際放送事業に情熱を注ぐ一方で、責任感を強く感じています。中国国際放送局は、中国と世界各国の人々の間の相互理解と友情を深めるため、今後も変わらず努力してまいります。

　私たちの友情が末永く続くよう願っています。新しい一年、リスナーの方々、世界中の人々が幸せに過ごすことをお祈り申し上げます。ご清聴、ありがとうございました。