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 米、中国産ハチミツ反ダンピング税徴収継続決定

2012-11-20 12:33:21     cri    

 米国際貿易委員会は19日、サンセットレビューの裁定を下し、中国産ハチミツに対して、引き続き反ダンピング税を徴収することになりました。

 米国貿易救済法によりますと、米商務省が先に反ダンピングのサンセットレビューの裁定を下したことから、米国際貿易委員会が、引き続き中国産ハチミツに反ダンピング税を徴収する裁定を下したものです。米国際貿易委員会は、中国産のハチミツ類商品が今後、予測可能な期間、米国の関連産業に実質的な損害を持続的にもたらすだろうと見ています。

 サンセットレビューとは、商品の反ダンピング税を徴収して満5年の時点で最審理を行う規定です。ウルグアイラウンドの規定では、反ダンピング税徴収満5年になったら、米国はこの課税を取り消さなくてはならないと決められていますが、米商務省と米国際貿易委員会が反ダンピング税の取り消しによりダンピング行為が再現される、あるいは米国産業に引き続き損害がもたらされると判断しない限りという条件があります。

 米国は2001年12月から中国産ハチミツに反ダンピング税を徴収しており、今回で2回目のサンセットレビューとなります。現在の反ダンピング税率は25.88%から183.80%までとなっています。

 中国商務省は、米国が保護貿易主義反対の約束を守り、共に自由、開放、公正な国際貿易環境を維持して、より理性的なやり方で適切に貿易摩擦を処理するよう、重ねて求めました。(ヒガシ、大野)

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