中国外務省の洪磊報道官は9日、北京で、「日本と米国の同盟関係は、特定の歴史条件の下で形成された二国間関係で、その二国間という範疇を超え、中国を含む他国の利益を損なうべきではない」という中国の立場を表明しました。
日本の森本敏防衛大臣がこのほど、提出した「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の再改定に対して、洪磊報道官は「日本と米国の両国は本地域にある国々が関心を寄せる問題を尊重し、同地域の平和と安定にプラスとなることをより多くやることを中国は期待している」と述べました。
一方、オーストラリアのコムベット気候変動・エネルギー効率問題担当大臣が同日、「『京都議定書』の第二約束期間に参加する準備を備えている」と発表したことに対して、洪磊報道官は「正しい方向に向かって一歩を踏み出した」と評価しました。(万、山下)
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