中国共産党第18回大会がまもなく開催されるに当たって、中華系のマスコミは中国大陸の香港台湾政策の成り行き、および経済体制の改革などに注目を集め、関連の報道を行なっています。
香港の新聞「大公報」の文章は「第18回党大会を契機に、中国共産党は新たな姿勢で中国を導き、ゆとりのある社会づくりを目指していく。これは、香港の経済と社会の発展にも新たなチャンスとエネルギーをもたらすことになる」と期待しています。
台湾の新聞「工商時報」は「第18回党大会から見る海峡両岸関係の次のステップ」というテーマの社説を発表し、「両岸関係の今後の発展では両岸経済協力枠組み協定(ECFA)を原動力にし、人々の利益を重点にするよう期待する」と書いています。
アメリカの新聞「僑報」は「第18回党大会を通じて、中国共産党の指導層が経済の発展に力を入れていく方向を知ることができる」とした上で、「中国の経済はモデルチェンジをしなければならない。中国の経済を一個のケーキに例えれば、今後はそのケーキを大きくすると同時に、それをおいしく作り、さらにうまく分けることも必要だ」と指摘しています。
日本の「新華僑報」のウェブサイトは「党大会で、中国の与党は国を治める経験を更に総括して、中国の今後の成り行きを決めることになる。今は模索と成長の過程にあり、そして悩みも抱えている。発展途上国である中国では、世界を驚かす奇跡が再び起こるのかと各国は注目している」としています。(鵬、kokusei) 暮らし・経済へ
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