中国共産党中央委員会は3日、北京の中南海に党外の人々を招いて座談会を開き、中国共産党第18回全国代表大会での報告について、中国の各民主党派中央機関、全国工商連合会、無党派の人々の意見と提案を聞きました。中国共産党中央委員会の胡錦涛総書記が座談会を主催し、重要な演説を行いました。

　各代表は席上、安定した成長の実現や構造調整目標の達成、中国共産党が指導する多党協力と政治協商制度の堅持と健全化、腐敗取締の強化などについて意見と提案を提出しました。

　胡錦涛総書記は各代表の意見を聞いた後、「現在、世界情勢は引き続き複雑で深刻な変化をしており、国内の改革と安定した発展の任務はますます重要になっている。我々はこれまでにないチャンスと困難に直面しており、チャンスを掴み、困難に効率よく対応し、いかなるリスクも恐れず、いかなる妨害にも妨げられず、心をひとつにして改革開放と社会主義現代化の建設を前進させなくてはならない」と強調しました。（万、大野）