中国文化省が主催する敦煌の文化を紹介するイベント「印象敦煌―中国芸術展」が11月21日から2013年1月15日まで、トルコ最大の都市イスタンブールで開催されます。
中国とトルコはそれぞれユーラシア大陸の東端と西端に位置し、古代の東西貿易の交易路・シルクロードの起点と終点です。中国甘粛省にある敦煌莫高窟は、4世紀から14世紀にかけてのシルクロードの繁栄の象徴で、中国、インド、イスラム国家などの多様な文化が融合し、石窟、壁画、彫刻など優れた文化遺跡が残されていることから、「東方世界の芸術博物館」と言われています。
今回の展覧会では、中国の修復の専門家たちが2000平方メートルの展示エリアで敦煌莫高窟の3つの石窟の壁画と塑像を再現するほか、莫高窟で発見された多くの仏教経典や古文書、文献、文物などが紹介されます。
この展覧会は昨年の12月12日から始まった「中国文化年」の一連のイベントで、最も注目度の高いものです。
なお、2013年にはトルコ文化年が中国で開催される予定です。(孫、吉野) 旅行・文化へ
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