近年、中国では「住宅交換旅行」が流行しつつあります。これは、異なる都市に住む友達同士が休暇中、それぞれ相手の都市を訪れ、相手の家に泊まるという旅行のスタイルで、今年も冬休みや春節を海南島で過ごそうと、9月に入ってから海南省の三亜市、海口市などをターゲットにした「住宅交換」が盛んに行われています。
「住宅交換旅行」では、ホテルのかわりに友達の家に泊まり、自分で料理を作ることもできるため、普通の旅行と比べて宿泊費や食事代が節約できます。中国では2007年前後から流行し始め、人気が高まってきました。当初は主に友達同士で行われていましたが、現在は知らない人と契約をして行う人も出てきています。
「住宅交換旅行」を楽しんでいる人は25歳から30歳のサラリーマンがメインですが、大学生の間でも人気が広がっており、寮を交換する人が増えています。夏休みや冬休みの前になると、キャンパスでは、「寮交換旅行」の貼り紙がよく見られるということです。(鵬、中原)
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