温家宝首相は10日国務院常務会議を主宰しました。会議では、中等職業教育の学費免除範囲の拡大や国家奨学金制度の健全化などが決定しました。このほか、都市部で公共交通の優先発展が検討され、『欠陥自動車製品のリコール管理条例（案）』が審議され可決されました。

　会議によりますと、2012年秋の学期から、中等職業教育の学費免除範囲は、農業専攻の学生や貧困家庭の学生から農村部（県・鎮を含む）の学生や都市部の農業専攻の学生と貧困家庭の学生にまで拡大されるということです。

　また、インフラ施設の建設や公共交通用地の綜合開発、政府資金投入の拡大、投資ルートの拡大、安全管理制度の健全化など、公共交通を優先的に発展させる8項目の重点任務が確定しました。（10/10　Lin、高橋）