中国国務院報道弁公室は9日、「中国の司法改革白書」を発表し、「人権保護の強化は司法改革の重要な目標である。司法分野の人権保護の実行に務めるべきだ」と強調しました。
白書は「立法機関が2004年に公布した憲法修正案に、『国は人権を尊重し、保護する』という内容を盛り込んだ。2012年に改正した刑事訴訟法は、人権の尊重と保護を総則に盛り込んだ。また、司法機関は法に基づいて、有効な措置を講じることによって、拷問自白の防止、容疑者と被告人の弁護権と弁護士の権利の保護、拘留適用の制限、拘留された者や未成年容疑者、それに被告人の正当な権利や利益の保護、慎重な死刑執行、服役者のコミュニティ矯正と刑期終了の釈放者への援助制度の整備に努めるべきだ。さらに、国家賠償制度と刑事事件被害者援助制度の整備などを通じて、司法分野の人権保護を行う必要がある」としています。(朱丹陽 山下)暮らし・経済へ
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