香港島の南約3キロのラマ島沖で1日夜、乗客が乗ったフェリーが別のフェリーと衝突して沈没しました。2日18時までに、死者は子供5人を含む38人に達し、101名の負傷者は5カ所の病院に運ばれ、うち4人は重体だということです。
これを受けて香港特別行政区の梁振英行政長官は、10月4日を香港の「哀悼日」とし、正午に3分間の黙とうを捧げると共に、弔意を表すため4日から3日間半旗を掲げることにしました。
また、梁行政長官は「今回の事故は非常に深刻である上、市民生活と大きくかかわっているので、独立調査委員会を設置して事故の原因を調査する」よう提起しました。
なお、香港災害心理ケア指導協会は2日、24時間の心理ケア・ホットラインを開設し、11月末まで200人の指導員が今回の事故の生存者および遺族の相談に応じることを明らかにしました。(劉非 大野)
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