中国リハビリテーション研究センターの李建軍主任は、このほど開かれた「第7回北京国際リハビリテーション・フォーラム」で、「2011年末までに、全国29の省と自治区、直轄市に大型のリハビリ施設を建設し、総数は8万余りに達した」と述べました。
李主任は、「わが国のリハビリテーション施設の建設は著しい成果を収めた。しかしスタートは遅く、発展は不均衡であり、労働力と技術の不足などの課題に直面している。現在、各種のリハビリテーションの専門人材は50万人が必要とされているが、関連の仕事に従事する者はわずか数万人だ。同時に統一の規範化された業界管理基準も欠けており、施設建設のレベルも向上させる必要がある」と指摘しました。
また李主任は、「現在、中国には体の不自由な人が8500万人、慢性病患者は2億6000万人、高齢者は1億6000万人いる。これらの人々のリハビリテーションのニーズを満たすために、今後、リハビリテーション施設を増やしリハビリサービス網をつくり、誰でもサービスを享受できることを目標にしていく」と述べました。(玉華、吉野)
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