ドイツ紙「南ドイツ新聞」は19日付の記事で「日本ではすでに重い戦争犯罪は忘れられている。日本が中国に対して歴史的な罪責を負わなければならないことを認識する日本人はいない。また中国が釣魚島の主権を主張することには確かに、厳粛に取り扱わなければならない論拠があるということを知る人は極めて少ない」と指摘しています。
またこの記事は、「中国人にとってこれらの島嶼は一種の象徴である。日本が甲午戦争(日清戦争)中にこれらの島嶼を占領したことは日本が中国に恥を与えた発端だ」と指摘しています。
さらに「日本は従来、自身の歴史を真剣に精算していない。暴行は否定されるか、『これは戦争だ』というような言葉によって軽く扱われている。これまでに日本の政界人士の中で、ドイツのブラント元首相がワルシャワ・ゲットーの記念碑の前にひざまずき、ナチスの犯罪について謝罪したというような偉大なことをした人は1人もいない」と強調しました。(玉華、吉野)
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