シリアのアサド大統領は19日、訪問中のイランのサーレヒー外務大臣と会談した際、「シリア政府はシリア危機を抜け出すためのあらゆる案に開放的な態度をとっている」との姿勢を示しました。
報道によりますと、アサド大統領は会談の中で「シリア危機解決案は必ず領土保全や国民の自由選択および外部勢力による干渉反対という原則を遵守しなければならない。解決案成功の鍵は、誠心誠意危機解決に当たることである」と強調した上で、「現在シリア危機はシリアのみに留まらず、イランやレバノンのヒズボラおよびパレスチナのハマスなどの抵抗勢力が絡んでいる」と指摘しました。
これに対してサーレヒー外務大臣は、「イラン政府はシリアの社会安全と安定回復を全力で支持していく」との意向を表明しました。(劉非 中原)
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